LINE公式アカウントの機能と操作方法、おすすめな業種を紹介

    LINE公式アカウントについてこのような悩みはありませんか?

    「LINE公式アカウントの機能を知りたい」
    「操作方法が分からない」
    「おすすめの業種や活用事例を知りたい」

    本記事では、LINE公式アカウントの機能や操作方法、おすすめな業種について詳しく解説します。

    目次

    LINE公式アカウントの主な機能

    LINE公式アカウントの主な機能は以下の通りです。

    • メッセージ一斉配信
    • セグメント配信(絞り込み配信)
    • LINEチャット
    • 応答メッセージ(自動返信)
    • リッチメニュー
    • クーポン配布
    • ショップカード作成
    • LINE VOOM(旧タイムライン)への投稿
    • LINEコール
    • レポート機能
    • A/Bテストメッセージ機能

    それぞれの機能について、以下で詳しく解説します。

    1.メッセージ一斉配信

    (引用:LINEヤフー for business

    LINE公式アカウントを友達追加しているユーザーに対してメッセージを一斉送信することができます。

    メッセージの一斉配信LINE公式アカウントの基本機能となり、新商品案内やクーポン配布、お得なキャンペーン情報など、さまざまな内容を配信することができます。

    文章や画像、動画、スタンプだけではなく、リッチメッセージやボイスメッセージ、カードタイプメッセージなどの特殊なメッセージも一斉送信することができます。

    2.セグメント配信(絞り込み配信)

    セグメント配信(絞り込み配信)とは、ユーザー属性に合わせて関心のありそうなユーザーに絞ってメッセージを配信する手法です。

    セグメント配信を行うことで、より確度の高いメッセージを送信することができます。

    また、LINEの特性として興味のないメッセージが送られてくる公式アカウントは即ブロックが基本となるため、ユーザーにブロックされにくくなるという大きなメリットもあります。

    LINE公式アカウントでは、友だち期間・性別・年齢・OS・居住地(エリア)のユーザー属性をもとにセグメント配信をすることが可能です。

    3.LINEチャット

    LINE公式アカウントのチャット機能は、通常のLINEと同様に1対1のやりとりができる機能です。

    予約や問い合わせのときに利用されることが多く、顧客満足度や注文率の向上に効果がありますが、チャット件数が増えるとそれだけリソースを割かれてしまうため注意が必要です。

    4.応答メッセージ(自動返信)

    応答メッセージとは、ユーザーから送られてきたチャットの内容に対して、あらかじめ用意したメッセージを用いて自動で返信する機能です。

    すべてのメッセージに自動返信する機能と、特定のキーワードに対して自動返信する機能があるため、必要なときにのみ自動返信を送信することもできます。

    そのため、「値段」や「商品名」などの特定のキーワードだけに自動返信するように設定し、それ以外のメッセージには返信しないことも可能です。

    5.リッチメニュー

    (引用:LINEヤフー for business

    リッチメニューとは、トーク画面の下に表示されるメニュー機能です。

    リッチメニューには予約ページやECサイト、ホームページ、クーポンなど、さまざまなURLを設定することができるため、ユーザーが求めている情報に対してスムーズに誘導することができます。

    6.クーポン配布

    (引用:LINEヤフー for business

    LINE公式アカウントでは、メッセージやリッチメニューにてLINEを通して利用できるクーポンを配布することができます。

    ユーザーがLINE公式アカウントを友だち登録する理由にもなりますし、集客にもつながります。

    クーポンの使い方は、会計時にクーポンを表示し「クーポン使用済み」にする利用法が一般的です。

    7.ショップカード作成

    (引用:LINEヤフー for business

    LINE公式アカウントでは、ショップカードを作成する機能があります。

    ショップカードでは、来店したときや購入してくれたときにスタンプを付与し、スタンプの数に応じて無料サービスや割引などをすることができます。

    従来は紙媒体のショップカードが主流でしたが、LINEのショップカードにすることで紛失や破損、忘れなどのトラブルを防ぐことが可能です。

    8.LINE VOOM(旧タイムライン)への投稿

    LINE VOOMでは、SNSのようにタイムラインへ動画やテキストなどの投稿を行うことができます。

    メッセージとは異なり、いいねやコメント、共有などができるため、拡散力にも期待できますが、LINE VOOMをこまめにチェックするユーザーは多くないため、力を入れてコンテンツ制作する必要は現状ありません。

    9.LINEコール

    (引用:LINEヤフー for business

    LINEコールは、LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーと1対1で通話およびビデオ通話できる機能です。

    固定電話としての役割を果たすため、ユーザーの急ぎの問い合わせや急な予約などにも対応することができ、顧客満足度も向上します。

    一方で電話しているときは他の作業ができないため、LINEコールの件数が多い場合は多くのリソースを割く必要があります。

    10.レポート機能機能

    LINE公式アカウントへの友達追加件数やターゲットリーチ数、ブロック数、メッセージ送信件数、メッセージのクリック数など、さまざまなレポートを確認できる機能があるため、今後のマーケティング戦略に役立てることができます。

    11.A/Bテストメッセージ機能

    A/Bテストとは、メッセージ内容を最適化するため、パターンAとパターンBの2つの内容を作成し、ランダムに配信することでより高い効果を得られるパターンを発見するための手法です。

    LINE公式アカウントではA/Bテストを作成することができるため、より効果的なメッセージを完成させることができます。

    LINE公式アカウントで覚えておくべき操作方法

    LINE公式アカウントで覚えておくべき操作方法は以下の通りです。

    • メッセージの送信方法
    • クーポンの配布方法

    それぞれの具体的な操作方法について、以下で詳しく解説します。

    1.メッセージの一斉送信方法

    LINE公式アカウントでメッセージを一斉送信する方法を解説します

    PC(Web版管理画面)から送信する方法と、管理アプリ(スマホ)から送信する方法は異なりますので、それぞれの方法を以下で詳しく解説します

    PC(Web版管理画面)からメッセージを一斉送信する方法

    (引用:LINEヤフー for business

    PC(Web版管理画面)からメッセージを一斉送信する方法は以下の通りです。

    STEP
    右側メニューから「メッセージ配信」>「メッセージを作成」を選択
    STEP
    配信先・配信日時・配信内容を決定する
    STEP
    「配信」をクリックして完了

    管理アプリ(スマホ)からメッセージを一斉送信する方法

    管理アプリ(スマホ)からメッセージを一斉送信する方法は以下の通りです。

    STEP
    「メッセージを配信する」をタップ
    STEP
    「メッセージを配信する」をタップ
    STEP
    メッセージ内容を作成する
    STEP
    メッセージ送信先などを決める
    STEP
    「配信」をタップして完了

    2.クーポンの配布方法

    (引用:LINEヤフー for business

    LINE公式アカウントでクーポンを配布する方法は以下の通りです。

    • 「あいさつメッセージ」でのクーポン配布
    • 「メッセージ配信」でのクーポン配布
    • 「リッチメッセージ」でのクーポン配布
    • 「リッチメニュー」でのクーポン配布

    それぞれのクーポン配布方法について、以下で詳しく解説します。

    1.「あいさつメッセージ」でのクーポン配布

    あいさつメッセージとは、新しくLINE公式アカウントと友達になったタイミングで送信されるメッセージです。

    あいさつメッセージの内容を変更することでクーポンを配信することができます。

    2.「メッセージ配信」でのクーポン配布

    すでにLINE公式アカウントと友達になっているユーザーにクーポンを配信したい場合、「メッセージ作成」>「クーポン」の順に選択することでクーポンを配布することができます。

    3.「リッチメッセージ」でのクーポン配布

    「メッセージアイテム」>「リッチメッセージ」を選択したあと、「タイプ」>「クーポン」を選択することで配信することができます。

    ほかにも、カードタイプメッセージでも同じようにクーポンを配信することができます。

    4.「リッチメニュー」でのクーポン配布

    リッチメニューは最大6つまでのリンクを設定することができますが、そのなかのひとつをクーポンに設定することで、常にクーポンを配信し続けることができます。

    LINE公式アカウントがおすすめな業種と活用事例

    LINE公式アカウントはBtoCを行うすべての業種にオススメです。

    スマホ・ケータイを保有している人のうち、LINEを利用している割合は83.7%となっており、ほかのSNSと比較して圧倒的に利用率が高いため、LINEを活用したマーケティングは欠かせません。(参考:モバイル社会研究所「LINE利用率83.7%:10~60代まで8~9割が利用」

    活用事例としては、業務スーパーを展開する「エンド商事株式会社」では店内告知やクーポン配布によってLINE公式アカウントを開設から1年ほどで友だち数が8,000を超え、集客に成功しています。

    ほかにも、Amazonや楽天市場でヘアケア商品や健康食品を販売している「株式会社SOLI」はLINE公式アカウントでのブロック率を課題としていましたが、セグメント配信を活用することでブロック率を50%から25%ほどに減少させることができ、売り上げの拡大にも成功しています。

    このように、LINE公式アカウントを活用することで利益拡大することはもちろん、運用方法を少し変えるだけでも違った効果が期待できるのです。

    まとめ

    本記事では、LINE公式アカウントの機能や操作方法、おすすめな業種について詳しく解説しました。

    LINEはヤフー株式会社と統合したこともあり、今後さらなるサービス拡大が予想されます。

    そのため、できるだけ早いタイミングでLINE公式アカウントで友だちを増やすことが、今後のビジネス拡大にも繋がります。

    ぜひ本記事を参考にして、LINE公式アカウントのさまざまな機能を効果的に活用してみてください。

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